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のんびりPC(第2幕)

真実は自分だけが知っている

幻ビーカー論2

認知的不協和が人間の神経系にどのような疲労をもたらすかは、大脳がグルタミン酸神経であることを考えれば、同じくグルタミン酸神経であるプルキンエ細胞、つまりは視覚機能において代替的に光の明滅に置き換えて検討できないだろうか?(※1)

 

あるいは小脳における作動神経の誤動作に起因する同時処理数の逼迫、時間分解能、そこから推察されるその系統の処理中の負荷。

 

何と何は一緒に出来ないか?・・・何をしていると何を忘れるか?

 

視界は神経系への投影像であるとも言える。その神経系へ投影された2次的、3次的処理として対象理解がある(※2)。もし神経系がフラクタル次元であるのなら、投影像も視線のままにフラクタル的なはずである。こう考えると、視覚においては、デッサンのセオリーに見られるがごとく、大きく見ても小さく見ても、同じ原理が働くのが分かるような気がして来る。脳が段間処理であって、再帰的に併合されていく組織的な神経網であることをも考える合わせると、結局は、ある認識の単位の連続体である視線の集積もフラクタルである。

 

自然科学の上では明らかに対象物は3次元以上の存在であるし、絵画平面ともなれば、フラクタル次元とフラクタル次元の集成によって立体を算出しているのであろうか?

 

ところで、セザンヌの格子模様(再帰図形の一種)の原理における秘密は、平面の張力と奥行きのイリュージョンを同時共存させることにあるのではないかとかつて私は考え書いた。そしてメッツガーの本の中の図をプッシュ・アンド・プル・セオリーで捉え直すと言う試みも示した(※3)。どうしてこのように思うかは、当時分からなかったが、感性を研ぎ澄ませば、ともかくもそう感じると言う程度でしかなかった。

 

しかし、近年の科学ニュースを散見するに、ハエはシマウマの模様を避けると言うので、どうやらここに答えを見つけても良いのではないかと思う。つまり、ある種の明滅信号は、(視覚機能を持つ生物全般にとって)距離感を喪失する原因であると考えられる。であればこそ人間の視覚機能においては、格子模様の派生系によって絵画上で奥行きのイリュージョンに平面の張力が同時に実現されるのではないか?

 

さて冒頭の認知的不協和の問題に立ち返ると、組織的な神経群の作動においても、このような距離感の喪失に相当する効果を発見できるであろうか?

 

直感的には、その手の例に事欠かない。

 

例えば、ヒラリー・クリントンドナルド・トランプの選挙戦。一進一退で、どちらかがリードしたと思しきニュースが飛び込んでも、次の機会には覆されて反対の候補が持ち上がっていたりと、非常にあわただしい。言って見れば、ちかちか眩暈がする。次第に、日本国民である私は、興味を失ってチャンネルを放り出すことになる(笑)。

 

あるいは、前日のブログに戻って、個人主義の話をしてみると、あなたは家に仕事を持ち帰るか?と言う問いは、人によってかなり強力に意見が分かれる。あるいは、終身雇用でもないのに、会社の看板を背負って顧客に対しわが事の様に平身低頭する人物。一体、どこからどこまでが自分なのか?言ってみれば、これもちかちかして眩暈が絶えない。そして、そんなトラブルばかりであれば、その内、その仕事を放り出して、ニートになりかねない(笑)。

 

他にもある。ある種のダブル・バインド的状況もそうであろう。また、前に夢見の中で、本能的な欲求と大脳での思考において、相反する信号に混乱を覚えることがある旨書いた。これも同じことではないか。

 

(であれば、組織的な神経群としては、かなり大きな単位のブロックになるし、鉛直方向になるが。)

 

ある種の美人局的状況は、大脳レベルでは、困惑を覚え、危機感を覚えて逃げ出そうとしている。しかし、本能的には、ここで迫れば、もう一晩あるかも知れない、と身体は動き出しそうな状況。このコンフリクトで暴走すれば、あるいは、ちかちかしていれば、ストーカーかも知れない。これに弱い成長条件の人もいるだろう。

 

こうした内容の検証方法を現在、自分なりに構想している段階です。いくつか目星はありますが、まぁ、言ってみれば、これも私なりのメディア・リテラシーです(某キリスト教系私大の社会学部では、一切、習うことが出来ません)。美術系の能力の一端ですね(笑)。

 

 

※1 言わずと知れたポケモン・フラッシュ。あなたも早速虫かごを買って青と赤の以下省略。ハカイダーになろう!!!

 

※2 『大脳皮質とベイジアンネット』と言う日本ロボット学会誌の論文(PDF)を読ませていただきました。そこにあった脳の図などから発想しています。

 

※3 初期の私のブログの内容で、残念ながらもう削除しました。今は第2幕になっています。Xファイルで言えば、セカンドシーズンです。教えて欲しくばコメントせよ。

 

 

追記1:松澤大樹説によって上部構造が下部構造に支配されている限りにおいて、グルタミン酸神経ではない、他の神経系の参与も考慮できるのではないか?また、厨房レベルの稚拙な換算式であっても夢想してみるのは楽しいのではないか?

 

追記2:神経と言うものは、明滅の間隔が近過ぎたり、振幅の幅が大き過ぎたりすると、居心地が悪いわけです。あらゆることにつけて。然るに精神科の治療は、薬漬けにして、神経の反応を鈍くしてしまい、二度と一般社会と同期しないようにしてしまう。これが治療な分けが無いでしょう。いつまでも飲んでいたら、確実に障碍者ですよ。